COLUMN コラム
基礎知識
愛媛で住宅を建てるなら知っておきたい予算ラインと会社の選び方
「いつかは自分たちの家を」と考え始め、住宅展示場やSNSで素敵な住まいを目にするたびに、夢は膨らみますよね。しかし、実際に大手ハウスメーカーで見積もりを取ってみて、「えっ、愛媛で家を建てるのにこんなにかかるの…?」と、現実とのギャップに驚かれた方も多いのではないでしょうか。
物価高騰が続く今、愛媛県内でも住宅価格は上昇傾向にあります。無理な住宅ローンを組んで、せっかくの新居での生活が「支払いに追われる毎日」になってしまっては本末転倒です。
では、愛媛で「理想の暮らし」と「家計の安心」を両立させるための「現実的なライン」はどこにあるのでしょうか?
シンプルデザインホームの視点で、愛媛特有の土地事情や気候、そして建物本体価格に隠された総額のカラクリを徹底解説します。
愛媛の家づくり、現実的な予算ラインとは?

シンプルデザインホームにも、「結局いくらあれば家が建つのか分からない」というご相談が多く寄せられています。
ここでは、以下の3つの項目について解説します。
・愛媛の住宅総予算の目安
・エリア別・土地価格の現実
・建物代を左右する住宅3つのグレード
愛媛の住宅総予算の目安
土地代と建物代を合わせた、愛媛県内の平均的なモデルケースです。
| 項目 | 予算目安 | 備考 |
| 土地購入費(40坪程度) | 1,000万円 〜 1,500万円 | 松山市中心部は1,500万円超、郊外は800万円〜 |
| 建物総額(本体+付帯工事を含む) | 2,800万円 〜 3,300万円 | 延床面積30〜32坪、標準的な性能・仕様 |
| 諸経費・付帯工事 | 300万円 〜 500万円 | 外構、登記費用、ローン手数料、地盤改良など |
| 合計(総予算) | 4,100万円 〜 5,300万円 |
近年の資材高騰により、以前の「3,000万円台で全部込み」という計画は、愛媛県内でも非常に難しくなっています。現在は4,000万円台前半が現実的なスタートラインです。シンプルデザインホームでも、この価格帯を基準に無理のない資金計画をご提案しています。
エリア別・土地価格の現実
安い=不安と思われがちですが、シンプルデザインホームでは、家づくりの各工程で無駄を省く仕組みを整えることで、品質を維持しながらコストを抑えています。
【中予エリア】松山市とその周辺
松山市内は、エリアによって坪単価が数倍変わるのが現実です。
・松山市中心部(持田町・道後町):坪40万〜80万円
松山東高などの文教施設が多く、また、路面電車が通っていて、インフラが整備されている市内屈指のブランドエリアです。
一般的な30坪の平屋であれば、約50坪程度の土地が現実的な目安になります。松山市中心部で50坪の土地を確保しようとすると土地代だけで3,000万円を超えるので、狭小地や変形地での建築も視野に入れる必要があります。
・松山市内新興住宅地(古川・北土居):坪35万~40万円
はなみずき通り周辺で、商業施設が充実し、子育て世帯に最も人気があるエリアです。元々田畑が多かった地域のため、地盤が比較的軟弱な場所が点在しています。土地代とは別に、50万〜150万円程度の地盤改良工事費用をあらかじめ予算に組み込んでおくことが無難です。
・松山市郊外(城南・久米):坪25万〜35万円
国道196号や伊予鉄郡中線沿いで交通アクセスがよいエリアです。こちらも、子育て世代に人気のゾーンです。土地代を1,200万〜1,500万円に抑え、建物に予算を回す計画が一般的です。
・松前町・東温市:坪15万〜25万円
「エミフルMASAKI」周辺や高速のインター近くなど、松山市内へ通勤しやすく生活が便利なため、価格が高止まりしています。特に松前町は地価上昇傾向にあります。
【東予エリア】今治・西条・新居浜
製造業が盛んなエリアで、松山市周辺に比べると土地の広さを確保しやすいのが特徴です。
・新居浜市・西条市:坪10万〜20万円
西条市は移住支援が手厚く、資産価値も安定しています。広い庭や平屋を検討しやすい価格帯です。
・今治市:坪8万〜15万円
中心部は15万円前後ですが、少し離れると10万円を切る土地も見つかりやすくなります。
【南予エリア】宇和島・大洲
土地代を抑えて、住宅の性能やこだわりにお金をかけたい方に選ばれるエリアです。
・大洲市・宇和島市:坪5万〜12万円
中心部を除けば、坪10万円以下でゆったりとした敷地が狙えます。総予算を3,000万円台に抑えることも可能なエリアです。
建物代を左右する住宅3つのグレード
建物代を左右するグレードの正体は、単なる「見た目の豪華さ」だけではありません。愛媛での家づくりにおいて、予算を大きく左右するのは「住宅性能」「設備・建材」「設計の自由度」の3つです。
シンプルデザインホームが愛媛での家づくりを前提に整理した、30〜32坪想定の3つのグレードをご紹介します。
【ローコスト・スタンダード】効率重視のスマートな選択
価格を抑えつつ、生活に必要な基本機能をしっかり備えたグレードです。
● 建物代の目安:1,800万円 〜 2,300万円
● 主な特徴
・設計:規格住宅(あらかじめ決まった間取り)や、シンプルな平屋または総2階建て
・性能:断熱等級5(ZEH水準)など、法律をクリアする標準的な性能
・設備: 国内主要メーカーの標準グレード品。選択肢は限定的
● こんな方に向いています
「月々のローン返済を家賃並みに抑えたい」「趣味や教育費に予算を残したい」という方。愛媛では全国展開のフランチャイズや、地元の量産型ビルダーがこの価格帯を得意としています。
一方、シンプルデザインホームでは、最初から設計士がお客様からのご要望を丁寧にヒアリングし、間取り・仕様・素材選びを設計段階で整理し、無駄なコストを省くことで、手の届く価格の住宅を提供しています。
【ミドル・ハイパフォーマンス】性能とこだわりの両立
愛媛で現在、最も選ばれている「コスパの良い高性能住宅」のボリュームゾーンです。
● 建物代の目安:2,500万円 〜 3,200万円
● 主な特徴
・設計:自由設計。家族の動線に合わせたパントリーや造作洗面台などが可能
・性能:断熱等級6(HEAT20 G2レベル)以上。愛媛の蒸し暑い夏も快適な高気密・高断熱
・設備:キッチンやバスルームのオプション選択が可能。外壁にメンテナンス性の高いサイディングや塗り壁を採用
● こんな方に向いています
「冬暖かく夏涼しい、光熱費を抑えられる家に住みたい」「自分たちらしいデザインも諦めたくない」という方。愛媛の有力な工務店や中堅ハウスメーカーが中心となる価格帯です。シンプルデザインホームでも、この価格帯を中心に性能とデザインを両立した住宅をご提案しています。
【ハイエンド・プレミアム】意匠性と資産価値を極める
大手ハウスメーカーや、建築家と建てるこだわりの注文住宅です。
● 建物代の目安:3,500万円 〜 4,500万円以上
● 主な特徴
・設計: 完全自由設計。大空間のリビング、吹き抜け、複雑な形状の敷地への対応
・性能:断熱等級7(最高等級)や全館空調システム、耐震等級3+制震装置
・ 設備:海外製食洗機(ミーレなど)、天然木の無垢フローリング、高級石材のキッチン、タイル張りの外壁。
● こんな方に向いています
この価格帯を検討される方は、単に「住む場所」を確保するのではなく、ライフスタイルのこだわりや資産価値、将来の安心感を重視する方、最も満足度の高い家づくりをしたい方に適しています。
シンプルデザインホームでは、「一生に一度、最高の住まいを実現したい」というお客様に対しても、設計の工夫でご提案が可能です。
私たちは、設計の工夫で無駄を省き、仕入れから施工までコストを徹底管理。
だから、こだわりの平屋も「月々8万円台の支払いから叶える」住まいとしてご提案できます。
【土地編】松山周辺で土地費用を抑えるコツ

シンプルデザインホームがご提案している、松山周辺で土地費用を抑えるコツは以下のとおりです。
・狭小地・変形地を活かす
・地盤が硬い土地を選ぶ
狭小地・変形地を活かす
松山市内で土地探しをしていると、昔ながらの細い路地や、田畑を宅地化した際の中途半端な形の土地に出会うことがよくあります。
「形が悪いから…」「狭いから…」と選択肢から外してしまいがちですが、実はここにお得に賢く建てるヒントが隠されています。
シンプルデザインホームが、変形地や狭小地を検討する際のポイントをアドバイスさせていただきます。
1.「あえて選ぶ」ことで生まれる予算のゆとり
一般的なハウスメーカーが推奨する「50坪・四角形」の土地に比べ、30坪以下の狭小地や、三角形・旗竿地(敷地延長)といった土地は、坪単価が2〜3割ほど安く設定されることがあります。
土地代を抑えられれば、その分を建物のこだわりや家具に回せますし、毎年の固定資産税というランニングコストも抑えられます。
2.「見えないコスト」まで含めたトータル予算で考える
土地が安い一方で、狭小地や変形地ならではの注意点もあります。シンプルデザインホームはここもしっかり事前にお伝えします。
・搬入費の確認
道が狭いと軽トラで何度も資材を運ぶ必要があり、人件費が嵩むことがあります。
・足場代
隣家との距離が近い場合、特殊な足場が必要になるケースがあります。
・構造の検討
3階建てにする場合は、構造計算や耐震補強の費用もあらかじめ予算に組み込んでおく必要があります。
3.愛媛だからこそ「駐車計画」は妥協しない
車社会の愛媛では、たとえ狭小地であっても「最低1台、できれば2台」の駐車スペースを確保できるかが、将来の資産価値を大きく左右します。
「ただ停められる」だけでなく、毎日の出し入れがスムーズにできるか。土地探しの段階から、私たち設計のプロが一緒に現地を見て、図面をイメージしながらアドバイスさせていただきます。
「この土地、自分たちの希望の家が建つのかな?」と不安になったら、購入前にぜひ一度シンプルデザインホームにご相談ください。土地の欠点を「設計の力」で魅力に変えるお手伝いをさせていただきます。
地盤が硬い土地を選ぶ
松山で家を建てる際、土地代以外に無視できないのが「地盤改良工事」の費用です。
1.「目に見えない100万円」を浮かせられる
松山市内の軟弱地盤エリア(旧水田地帯や沿岸部など)では、家を建てる前に地盤を補強する工事が必要になります。
・地盤改良費の目安
一般的な住宅で、地盤改良費の目安は、約50万円〜150万円程度です。
土地代が周辺より100万円安くても、地盤改良に100万円かかってしまえばトータルの出費は変わりません。最初から地盤の強い土地を選べば、この費用をそのままキッチンや家具のグレードアップに回せます。
2.松山市内の「地盤の傾向」を知る
松山平野は、山際(道後・湯山方面や城山周辺)は比較的地盤が硬く、逆に河川周辺や、かつて田んぼだった場所、埋め立て地などは地盤が緩い傾向にあります。
3.ハザードマップと連動して考える
地盤の強さと浸水リスクは必ずしも一致しませんが、地形的に高台であるエリアは、結果として両方のリスクが低いケースも多いです。地盤改良費だけでなく、将来的な災害リスクを抑えるという意味でも、地盤選びは重要です。
私たちは、厳正に地盤調査をし、必要な場合は地面の補強工事をした上でお家づくりを始めます。基礎着工日に始まり、引き渡し日から10年間保証いたします。
【建物編】愛媛の住宅で重視すべき性能

シンプルデザインホームでは、愛媛県で長く安心して暮らすために断熱・気密と耐震等級を特に重視しています。
断熱性能と気密性能
愛媛は、夏の酷暑と冬の底冷えへの対策が重要になります。
愛媛の四季を乗り切るには、高断熱(UA値(※1)0.60以下が目安)はもちろん、C値(※2)(気密)が1.0を切るかどうかが重要です。気密が悪いと、エアコンで冷やした空気が漏れ、湿気が入り込んでジメジメします。
シンプルデザインホームは、UA値(※1)が0.5~0.6、C値(※2)が1.0以下の断熱性・気密性とも高い平屋を提供しています。
※1 UA値:建物の断熱性能を表す数値です。低ければ低いほど断熱性能が高いと言えます。
※2 C値:気密性を示す指標で、床面積1㎡あたりの隙間面積で示します。C値の数値が小さければ小さいほど高気密な住宅となります。
地震に備える耐震等級
愛媛県にお住まいであれば南海トラフ巨大地震への不安は常に隣り合わせかと思いますが、住宅設計の視点からなぜ削ってはいけないのかを整理しました。
1.愛媛県における南海トラフ地震の切実さ
政府の地震調査委員会による予測では、南海トラフ地震の発生確率は30年以内に70〜80%とされています。
・想定される揺れ:愛媛県内の広い範囲で震度6弱から震度7の激しい揺れが想定されています。
・住宅への影響:震度7は、一般的な耐震基準ギリギリの住宅、主に1981年6月1日以降の新耐震基準を満たすものの、耐震等級2・3といった追加的な対策が講じられていない住宅では、倒壊は免れても、住み続けられないほどの損傷を受ける可能性が高いレベルです。
2.耐震等級3の選択
住宅の耐震性能には1〜3の等級がありますが、愛媛で住宅を建てるなら南海トラフ地震の備えとして、最高ランクの耐震等級3の住宅を強く推奨しています。
尚、シンプルデザインホームの家づくりは、全棟耐震等級3を取得しています。
【予算編】建物本体価格に騙されない!最終総額のカラクリ

「えっ、1,500万円で家が建つんじゃないの?」
チラシやウェブサイトで魅力的な価格を目にして、夢を膨らませていた方も多いはず。しかし、いざ打ち合わせが進み、契約直前の見積書を見て「いつの間にか1,000万円も増えている…」と驚かれるケースは、実は少なくありません。
なぜ、最初に見せられた数字と、最終的な総額でこれほどの差が出てしまうのか。
それは、住宅業界には「どこまでを本体価格に含めるか」という明確なルールがなく、会社ごとに基準がバラバラだからです。
そこで、ここではシンプルデザインホームが、住宅メーカーが教えたがらない「最終総額のカラクリ」を包み隠さずお伝えします。
付帯工事費という名の必須工事
付帯工事費とは「家を機能させるための必須工事」です。建物そのものを作る費用ではなく、その箱を「住める状態」にするための工事です。愛媛での家づくりにおいて、主に以下の4つが挙げられます。
1.屋外給排水工事(必須)
〜キッチンやトイレを機能させる命綱〜
道路の下を通っている水道本管から、敷地内の建物まで配管を引き込む工事です。「箱」だけあっても、水が通らなければ生活できませんよね。敷地の広さや道路からの距離によって費用が変わるため、事前の現地調査が欠かせません。
2.仮設工事(必須)
〜安全・丁寧に家をつくるための準備〜
工事を安全に進めるための足場、職人さんが使う仮設トイレ、現場で使う電気の設置費用などです。形には残りませんが、高品質な家を建てるためには絶対に必要な「現場の土台」となる費用です。
3.地盤改良工事(状況による)
〜見えない土台を強くする安心の投資〜
地盤調査の結果、強度が足りない場合に補強を行う工事です。
特に松山市内では、エリアによって約50〜150万円程度の費用が発生することがあります。シンプルデザインホームは、土地代を浮かせてもここで予算オーバーしないよう、土地探しの段階から地盤の強さを予測してアドバイスしています。
4.照明・カーテン・エアコン
〜「生活を始める」ために欠かせない装備〜
多くの住宅会社の「本体価格」には、これらが含まれていないことをご存知でしょうか?
引っ越したその日から快適に暮らすためには、これらも立派な建築費の一部です。後から「予算が足りなくて、リビングにエアコンがつけられない!」なんてことにならないよう、シンプルデザインホームは最初からこれらを含めたリアルな資金計画をご提案しています。
「建物本体価格」の安さだけで判断するのは、実はとっても危険なのです。大切なのは、家具や家電、引っ越し代まで含めて「明日からここで笑って暮らせる総額」を知ることです。
シンプルデザインホームと一緒に、漏れのない安心な資金計画を立ててみませんか?
標準仕様に含まれない設備費用
カタログの素敵な写真や「本体価格」の安さに引かれて家づくりを始めたものの、いざ打ち合わせが進むと「これも別料金なの?」と予算がどんどん膨らんでしまう…。
そんな「オプション地獄」を防ぐために、シンプルデザインホームが、見積書を見る際のポイントをアドバイスさせていただきます。
1. 「標準仕様」に統一ルールはありません
私たちが松山市で家づくりのご相談を受ける中で、まずお伝えしているのが、住宅業界にはいわゆる標準仕様の明確な定義がないという点です。A社では当たり前の装備が、B社ではすべて有料オプション、ということがよくあります。
特に、以下の項目は「入っていて当たり前」と思われがちですが、注意が必要です。
・網戸・シャッター・面格子
実はオプション扱いという会社も少なくありません。
・コンセントの増設
標準の個数(1部屋2個など)では足りず、使い勝手を求めて追加していくと、いつの間にか数万円の加算になってしまいます。
・深基礎(ふかぎそ)工事
愛媛によくある高低差のある土地や斜面地では、基礎を通常より深く作る必要があり、数十万円の追加費用が発生することがあります。
2. 「こだわり」を形にするための費用も忘れずに
せっかくの注文住宅。ライフスタイルに合わせた「これだけはやりたい!」というこだわりも、あらかじめ予算に入れておきましょう。
・キッチン・水回りのアップグレード
海外製食洗機やタッチレス水栓、お掃除しやすいレンジフードへの変更など。
・造作家具
既製品ではなく、設計士とつくるオリジナルの洗面台やスタディコーナーは、満足度がぐっと上がります。
・外構(お庭)工事
駐車場のアスファルトやフェンス、ウッドデッキなど。ここは建物とは別で200〜300万円ほど見ておくのが一般的です。
3. 「何が含まれていないか」を確認するコツ
カタログのキラキラした写真に惑わされないために、私たちはいつもお客様にこうアドバイスしています。
「その見積もりで、明日から普通に生活を始められますか?」と聞いてみてください。
カーテンも照明もエアコンもない「箱」だけの価格で比較してしまうと、契約後に予算が足りなくなり、本当にやりたかったこだわりを諦めることになってしまいます。
もし今、お手元に他社様の見積もりがあれば、私たちが「生活に必要なものがすべて入っているか」を一緒にチェックすることも可能です。まずは、正直な家づくりのお話をしてみませんか?
愛媛の土地特有の追加コスト
愛媛、特に松山市周辺で家を建てるなら、「愛媛ならではの土地事情」による追加コストは、かなり慎重に予算に組み込んでおく必要があります。
1.松山特有の「細い路地」による搬入費
松山市内、特に城下町の名残があるエリアや古い住宅地は、道が非常に狭いのが特徴です。
もし大型トラックが入れない場合、軽トラックに資材を積み替えて何度も往復する「小運搬」が必要になります。その分の人件費や車両費として、数十万円単位の追加コストがかかることがあるため、事前の道幅チェックは欠かせません。
2.意外な盲点!「水道」にまつわる費用
愛媛の市町村によってルールは様々ですが、水道関連の予算は見落としがちです。
・水道加入金
新しく水道を引く際、自治体に支払う費用です。
・配管の引き込み直し
古い土地では水道管が細い(13mm)ことが多く、現代の生活(シャワーの勢いなど)に合わせて太い管(20mm)にやり直す工事で、30〜50万円程度かかるケースも多々あります。
3.高低差がある土地の「擁壁(ようへき)」と「深基礎」
隣地との段差を支える「壁(擁壁)」を作るのに100万円単位の費用がかかったり、段差に合わせて建物の基礎を通常より深く作る「深基礎」が必要になったりすることもあります。これらは土地代とは別で発生する大きな出費です。
愛媛の土地は、表面上の価格(坪単価)だけでは本当の価値が判断できません。
気になる土地が見つかったら、不動産屋さんのハンコを押す前に、まずは私たちに声をかけてください。その土地に「住める状態にするための本当のコスト」を、プロの目で診断します。
土地代+建物代+「愛媛特有の付帯工事費」
この3つをセットで考えることが、松山での家づくりを成功させる最大の秘訣です。
住宅購入時に必要な諸費用
家づくりにかかるお金は、土地と建物の代金だけではありません。実は、登記費用や住宅ローンの手数料、火災保険料といった「諸費用」として、総額の5〜10%程度が別途必要になります。
1.土地・建物に関する「税金と登録費用」
不動産を取得した際に国や自治体に支払う費用です。
・印紙税
建築請負契約書や土地売買契約書に貼る印紙代。
・登録免許税
土地や建物の所有権を登記(記録)する際にかかる税金です。
・司法書士報酬
上記の登記手続きを代行してもらうプロへの手数料です。
・不動産取得税
購入後、しばらくしてから県税事務所から通知が届く税金です(軽減措置でゼロになるケースも多いです)。
2.住宅ローンに関する費用
銀行からお金を借りるために必要な経費です。
・融資事務手数料
銀行に支払う手数料です。
・ローン保証料(保証会社に支払う費用)
借入額によりますが、数十万円単位になることが多いため、予算計画の要です。
・火災保険料・地震保険料
住宅ローンを組む際は加入が必須となります。
3.土地の諸費用
土地を購入する際、不動産会社を介すと発生する費用です。
・仲介手数料
土地代金の「3% + 6万円 + 消費税」が上限。例えば1,000万円の土地なら約40万円弱かかります。
・固定資産税の清算金
その年の残りの期間分の税金を、売主さんに日割りで支払います。
【会社選び】愛媛で信頼できるパートナーを見極める3つの基準

愛媛で理想の住まいを叶えるためには、デザインや価格以上に大切なことがあります。それは、瀬戸内の穏やかな気候や、時に厳しい夏冬の温度変化を熟知した「地元のパートナー」を選ぶことです。
ここでは、愛媛の風土に根ざした家づくりを続けるプロの視点から、信頼できる会社を見極めるための「3つの基準」について解説します。
住宅性能を数値で公開しているか
「どの会社も同じ」という声がありますが、本当に快適かはUA値(※1)(断熱)とC値(※2)(気密)で証明されます。
UA値(※1)は、数値が低いほど高性能です。当社は政府基準以上のUA値(※1)0.5~0.6(HEAT20のG1~G2クラス)の高断熱住宅です。
C値(※2)は、数値が小さいほど高気密です。当社はC値(※2)1.0以下を基準としています。
愛媛での施工実績と土地提案力
私たちが、なぜ地元力が家づくりの成功を左右すると考えているのか、その理由を直接お伝えします。
1.愛媛・松山の「土地のクセ」を知り尽くしているか
愛媛での家づくり、特に松山市内は一筋縄ではいかないエリアが多々あります。
・狭小地・変形地
城下町の名残で道が狭いところがあり、形が複雑な土地も多いですが、実績のある地元工務店なら「ここならこの設計で光が入る」「駐車スペースもこう確保できる」と、その場で具体的なイメージを提案できます。
・追加コストの予測
地元の施工実績が豊富であれば、そのエリア特有の地盤の強弱や、水道引き込みの難易度、搬入費の加算リスクなどを事前に察知し、予算の狂いを防ぐことができます。
2.「土地と建物」をセットで考えられる提案力
信頼できるパートナーは、ただ土地を紹介するだけでなく、「その土地に、あなたの理想の暮らしが載るか」を判断できます。
・ワンストップの強み
不動産会社は「売れる土地」を勧めますが、私たちは「いい住宅が建つ土地」を考えます。
・日当たりとプライバシーの予測
愛媛の住宅密集地でも、隣家の窓の位置や季節ごとの太陽の動きを考慮し、カーテンを閉め切らなくても開放的に暮らせる配置を土地探しの段階からアドバイスします。
シンプルデザインホームの「お客様の声」ページでは、松山市を中心に家を建てられたオーナー様のリアルな体験談を多数掲載中です。ぜひ、ご覧になってください。
アフターフォローと地域密着のスピード感
特に愛媛は台風の通り道になりやすく、今後予想される地震への備えも欠かせません。「建てて終わり」ではなく、何かあった時にすぐ駆けつけてくれる距離感こそが、地元工務店を選ぶ最大のメリットと言えます。
・愛媛の職人ネットワークがコストと安心を支える
シンプルデザインホームは、愛媛の風土を熟知した地元の職人さんたちと直接つながっています。
外部の業者をいくつも挟む大手メーカーと違い、地元の職人さんと直接チームを組むことで、余計なコストを削り、その分を建物の品質に還元しています。
・建てて終わりにしないアフターフォロー
家は30年、50年と住み続けるものです。
何かあった時に、遠くの拠点から担当者が来るのを待つのではなく、すぐに相談できるメンテナンス拠点が県内にあるかを確認してください。
シンプルデザインホームは、お引き渡し後も愛媛の仲間として、皆さまの暮らしを支え続けるパートナーでありたいと考えています。
愛媛で理想の住宅を建てるならシンプルデザインホームへ

ここまで、愛媛・松山エリア特有の土地事情や、予算の考え方、そして重視すべき住宅の性能についてお伝えしてきました。家は建てて終わりではなく、そこから始まるご家族の日常こそが、家づくりの本番です。
私たちシンプルデザインホームが大切にしているのは、単に家を建てることではありません。
・土地の欠点を設計の力で魅力に変えること
・数値に裏打ちされた性能で、ご家族の健康を守ること
・地元密着のスピード感で、建てた後もずっと寄り添い続けること
シンプルデザインホームは、この3つをお約束することで、お客様が「この家を建てて本当によかった」と笑顔で過ごせる未来をつくりたいと考えています。

